取り上げ方はまともで、一番の魅力は音楽の正確な表現と伝えており、落語家まで登場させて専門家のお墨付きを与えていた。出演せず、イラストでの自画像とメールによるインタビューの返信、というのが二宮所長らしい。
実際売れているわけで、いろいろ露出は増えて行くのだろう。噂段階だがTBSは秋にドラマ化を準備しているとのこと。これは情報が増えて来たらまた書こうと思うが、のだめのドラマ化には反対なので(でも見るけど)。このコミックの中心である、“音楽が変化していくさま”が通常の民放ドラマ枠で表現しきれる訳がないので。千秋様のひと振りでオケの音がかわるのが描写されて「千秋様ステキ」となるわけだが、それが省略されてしまっては困る。芸術劇場でやっていた、絵に会わせて台詞を音楽を入れる手法がせいぜい限界だろう。これとて練習場面での音楽は難しい。