2004年06月22日

今週[2004-06-21〜27]の放送の注目曲

今週のベストオブクラシックはヨーロッパの放送オーケストラ特集として4団体。それぞれ楽しみだ。

  • 6/21(月)ミュージックプラザ <前半フランスもの/後半シューベルト>
    • ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲(実質ピアノ協奏曲)をコラール+クリヴィヌ+リヨン管
    • フランク:交響曲ニ短調をヘレヴェヘ+シャンゼリゼ管

  • 6/21(月)ベストオブクラシック <ヨーロッパの放送オーケストラ(1)>
    • ユッカ・ペッカ・サラステ+デンマーク国立放送交響楽団
    • ニルセン:交響曲第2番“四つの気質”と交響曲第4番“不滅”の両方!
    • 間にボー・スコウフスのソロでマーラー:“最後の七つの歌”から

  • 6/22(火)ベストオブクラシック <ヨーロッパの放送オーケストラ(2)>
    • マレク・ヤノフスキ+ベルリン放送交響楽団でドヴォルジャーク:スターバト・マーテル

  • 6/23(水)ベストオブクラシック <ヨーロッパの放送オーケストラ(3)>
    • チョン・ミョンフン+フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団+フランス放送合唱団
    • ドビュッシー:夜想曲
    • スーザン・グレイアムのソロでドビュッシー:叙情的散文(オケ伴奏版)
    • 他デュティユー,フレデリック・デュリューなどオールフランスもの

  • 6/24(木)ベストオブクラシック <第1519回N響定期公演>
    • ヨアフ・タルミの指揮。協奏曲のソリストはジェームズ・エーネス(若くて格好いいらしい)
    • ボロディン:歌劇“イーゴリ公”序曲
    • 有名なだったん人の踊りなどと比べて、序曲は演奏機会が少ないが、交響曲2番などの雰囲気に近く好きな曲。

  • 6/25(金)ベストオブクラシック <ヨーロッパの放送オーケストラ(4)>
    • ウラディミール・ヴァーレク+プラハ放送交響楽団
    • ヤナーチェク:歌劇“利口な女狐の物語”組曲とドヴォルジャーク:交響曲第7番
    • ヤン・シモンのソロでリストはピアノ協奏曲第2番イ長調という渋いプログラム

  • 6/27(日)速報ロンドン交響楽団100周年記念ガラ・コンサート[15:00-18:00]
    • イギリス国家にはじまり、いろいろな人のいろいろな曲
    • コリン・デーヴィスはベートーヴェン:交響曲第5番から第4楽章 って、どこから開始するんだ?
    • ロストロポーヴィチ(指揮)は、五嶋みどり+ユーリ・バシュメットでモーツァルト:協奏交響曲からと、ショスタコーヴィチ:交響曲第8番から第2楽章
    • MTトーマスは、サラ・チャンとサラサーテ:カルメン幻想曲と、ラヴェル:ラ・ヴァルス
    • アントニオ・パッパーノはバーンスタイン:“キャンディード”序曲とコリン・マシューズ:ファンファーレ“ブラボーLSO”(新作)、ジョン・ウィリアムズ(Guit.)とアランフエス協奏曲から第2楽章
    • スーザン・グレイアムでモーツァルトのコンサート・アリア
    • リチャード・ヒコックスはアーサー・ブリスの曲とエルガー:エニグマ変奏曲から
    • LSOに欠かせない映画“スターウォーズのテーマ”はなんとダニエル・ハーディングが担当
    • 締めはコリン・デーヴィスでブリテン:青少年の管弦楽入門の最後のフーガ



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2004年06月07日

ミュージックプラザ放送内容

録音をチェックしてみた。発表されていたのと一部曲目が変更になっていた。(先日亡くなったニコライ・ギャウロフのアリアが最後に3曲追加)
そのためか、コチシュのワーグナー・ピアノトランスクリプションは1曲だけになっていた。コチシュ編曲のマイスタージンガー前奏曲があったはずだが、バレンボイム+シカゴ交響楽団になっていた。残念。
普段はわざわざシカゴ響のワーグナーなど聴こうとしないので、良い機会ではあった。聴き慣れないバランスだったし。
posted by あさがら at 22:11| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週[2004-06-07〜13]の放送の注目曲

先週はベストオブクラシックが海外現代音楽特集でめぼしいものがなかった。

6/07(月)ミュージックプラザ
ワーグナー特集
  • コチシュのピアノによるエルザの大聖堂への行列とマイスタージンガー前奏曲
  • スウィトナー+ベルリン国立歌劇場によるタンホイザーの大行進曲と巡礼の合唱

6/09(水)ミュージックプラザ
ロシアもの特集
  • テミルカーノフ+サンクトペテルブルクでのキージェ中尉
  • アンセルメのグラズノフ 交響詩“ステンカ・ラージン”
  • ヒラリー・ハーンのストラヴィンスキー ヴァイオリン協奏曲

6/09(水)ベストオブクラシック・セレクション(再放送?)
野平一郎他によるブダペストの夕暮れ
  • ルーマニア民俗舞曲
  • ヴァイネルのハンガリー舞曲(Cl.+Pf.)
  • バルトーク コントラスト
  • バルトーク 弦楽四重奏曲 第4番
  • バルトーク 2Pf.と打楽器のためのソナタ(CD録音にて)

6/10(木)ミュージックプラザ
東京クヮルテット特集(近代系を中心に)
  • 山下和仁を加えてカステルヌオーヴォ=テデスコ ギター五重奏曲

6/11(金)ベストオブクラシック
第1517回N響定期公演 エマニュエル・クリヴィヌ
  • メンデルスゾーンを2曲(美しいメルジーネの物語と交響曲第5番)
  • ツェムリンスキーの人魚姫
  • とても良いプログラムで期待できる

6/13(日)海外クラシックコンサート
北ドイツ放送交響楽団今シーズンの公演から
  • デュティユーとシベリウスのヴァイオリン協奏曲
  • ショスタコーヴィチ 交響曲第8番(エッシェンバッハ)
  • ラヴェル編の組曲“展覧会の絵”(アラン・ギルバート)
posted by あさがら at 11:01| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月23日

来週[2004-05-24〜29]の放送の注目曲

5/24(月)ベストオブクラシック レゾナンツェン2004その1
サヴァール+エスペリオン21+ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ演奏会
  • シャインやシャイトのカンツォーナなど。管楽器が活躍か?


5/25(火)ベストオブクラシック レゾナンツェン2004その2
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)演奏会
  • ストラデルラ他のカンタータなど。バスのカンタータ集リサイタルは初めて聴く


5/26(水)ベストオブクラシック レゾナンツェン2004その3
アッチェントゥス・オーストリア演奏会
  • スペインの作曲家の作品いろいろ。初めて聴くアンサンブルだが、声楽も含むようだ


5/27(木)ベストオブクラシック レゾナンツェン2004その4
アッコルドーネ演奏会
  • トロンボンチーノ他イタリアの作品いろいろ。今回は声楽も含むけど、リュートが中心のアンサンブルだった気がする


5/28(金)ベストオブクラシック レゾナンツェン2004その5
ウィリアム・クリスティ+レザール・フロリサン演奏会
  • シャルパンティエ “レザール・フロリサン”
  • シャルパンティエ “オルフェの冥府下り”
  • 彼らの十八番のシャルパンティエ
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2004年05月17日

今週の放送の注目点

5/17(月)ミュージックプラザ
  • 田部京子でシベリウス:五つの小品op.75
  • サカリ・オラモ+バーミンガム市響でシベリウス:交響曲第2番


5/19(水)ミュージックプラザ
  • コンタルスキーのピアノデュオでドボルザーク:スラブ舞曲第1集(ちょうど題名21でピアノ連弾のスラブ舞曲を見た)
  • めずらしいシマノフスキの交響曲第4番(協奏交響曲)
  • 『売られた花嫁』(よくあるレヴァイン+WPh)からは「道化師の踊り」もあればよかったのに


5/19(水)ベストオブクラシック<第1516回N響定期公演>
  • オリ・ムストネンのソロでストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲とカプリッチョ
  • サラステのチャイコフスキー:交響曲第4番は以前(フィンランド放響?)のライブが放送されたが、ややクールな表現だった気がする。もしかするとホールの響きのせいだったかも。


5/23(日)海外クラシックコンサート

シャイー+コンセルトヘボウのブラームス2コンサート分。大学祝典序曲があればよかったのに…。
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2004年05月07日

第1514回NHK交響楽団定期公演

NHK-FMの生中継にて。ユッカ=ペッカ・サラステの指揮で、ブルックナー交響曲第5番変ロ長調のみというプログラム。
金管が突出すると言うより、全体のバランスがよい響きだった。集中力があり、特にホルンの音が印象に残った。
今年の初めに放送されたウィーン・フィル+ハイティンクの第5番とはだいぶ違うが(あらは金管の音色を最大限に生かした演奏だった)、どちらも良い演奏だ。
サラステのたっての希望でブルックナーになったと放送で言っていたが、たしかにうなずける演奏だった。次回のマーラーの6番も楽しみになった。
posted by あさがら at 20:33| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスコーナ音楽週間2003その4

NHK-FMベスト・オブ・クラシック5/6放送分の“アスコーナ音楽週間2003”第4回はミーシャ・マイスキー(チェロ)+ ヴィルトゥオージ・イタリアーニ。

プログラムは、
  1. タルティーニ シンフォニアニ長調
  2. ヴィヴァルディ チェロ協奏曲ハ短調RV401
  3. ボッケリーニ チェロ協奏曲ニ長調
  4. バッハ 無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011〜サラバンド (ソロ・アンコール)
  5. プッチーニ 菊の花
  6. レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
  7. ニーノ・ロータ 弦楽のための協奏曲
[2003-09-25,ロカルノ,聖フランチェスコ教会]

名前の通り、イタリアの弦楽合奏団。古い曲の時は古楽器に持ち替えて演奏することもある、というので、アカデミア・ビザンチナなどと同じような感じか。しかしこの演奏会では、独奏のマイスキーに合わせたのか、前半の古い曲でも平らに朗々と歌う演奏だった(現代楽器使用)。マイスキーの美音は堪能できたものの、物足りない表現だった。現代楽器で平らに演奏してしまうと、工夫が足りない。曲がこれだけ凝っているのに、それを表現しきれずもったいない。古楽器なら普通に鳴らすだけでもそれなりに聴こえるのとは大違いだ。アンコールのバッハなどは工夫を凝らしているため、聴ける演奏だった。
後半は曲の求めるスタイルに合った演奏だった。特に、レスピーギはちょっと辛口の表現だったが、かえって古さと新しさのバランスが良かった。
ニーノ・ロータの協奏曲はトロンボーン協奏曲しか聴いたこと無かったが、この曲はショスターコヴィッチ(弦楽四重奏を弦楽合奏で演奏するやつ)のような曲だった。
posted by あさがら at 20:21| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスコーナ音楽週間2003その3

5/5放送分の“アスコーナ音楽週間2003”第3回はキングズ・シンガーズ。

プログラムは、
  1. タリス 光消ゆる前、汝に
  2. J.タヴナー 埋葬式のイコス
  3. プール “ウィンダム・チャント”から“めでたし御使いらの王”
  4. ジェズアルド モテット“わが魂は悲しむ”
  5. ジェズアルド モテット“見よ、主は美しさも輝きももちたまわず”
  6. グレゴリオ聖歌“わが友は裏切りたり”
  7. プール “ウィンダム・チャント”から“聖母マリア”
  8. ジェズアルド モテット“わが弟子の一人が”
  9. ジェズアルド モテット“われは罪なき小羊のごとく”
  10. グレゴリオ聖歌“悪の商人ユダは”
  11. プール “ウィンダム・チャント”から“祝されしイエスよ”
  12. R.ホワイト エレミアの哀歌
  13. 黒人霊歌(フィリップ・ロースン編曲) “深い川”
  14. 黒人霊歌(フィリップ・ロースン編曲) “川へ祈りに”
  15. 黒人霊歌(フィリップ・ロースン編曲) “流れよ、ヨルダンの川”
  16. 黒人霊歌(フィリップ・ロースン編曲) “静まれヨルダン川”
  17. シューベルト シルヴィアに D.891 (アンコール)
  18. マルティーニ 愛の喜び (アンコール)
[2003-09-23,アスコーナ,コレッジョ・パピオ教会]

古楽からポップスまで何でもござれの芸達者な(しかも各様式で適切な表現が出来る)キングズ・シンガーズの演奏会。注目はなんと言っても中心のプログラミング。現代のプールによる“ウィンダム・チャント”とグレゴリオ聖歌とジェズアルドのモテットが組み合わされたセクションだ。ジェズアルドのモテットは当時としては斬新な和音と表現なので、現代のプールの曲と続けても違和感が少ない。しかし、プールはやはり現代の曲で、特に低音域でのコードはジェズアルドには無い響き。そして単声のグレゴリオ聖歌に救われる。
後半は黒人霊歌。これも雰囲気がよい。アンコールの愛の喜びがまた良かった。
posted by あさがら at 20:07| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月04日

アスコーナ音楽週間2003その2

[5/5に書いた]
“アスコーナ音楽週間2003”第2回はミハイル・プレトニョフ+ロシア・ナショナル管弦楽団。ピアノ独奏はニコライ・ルガンスキー。

プログラムは、
  1. ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30
  2. ラフマニノフ “リラの花”作品21-5(ソリスト・アンコール)
  3. チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調作品36
  4. ドボルザーク スラブ舞曲ホ短調作品72-2(オケ・アンコール)
[ロカル,聖フランチェスコ教会]

天気のせいか、FMの入りが悪くノイズだらけであまり良く聴けなかった。
ロシア・ナショナル管は相変わらず機能的に安定しており、チャイコフスキーの第4番でも危なっかしいところもなく聴かせてくれた。ヴァイオリンは対向配置だった模様。
posted by あさがら at 23:59| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月03日

アスコーナ音楽週間2003その1

[5/4に書いた]
今週のNHK-FMベスト・オブ・クラシックは“アスコーナ音楽週間2003”で、第1回はミカラ・ペトリ(リコーダー)+ラース・ハンニバル(ギター)。

プログラムは、
  1. (伝)バッハ フルートと通奏低音のためのソナタBWV1033 [R&G]
  2. パガニーニ 24の奇想曲 作品1からNo.24 イ短調 [R]
  3. (伝)ヴィターリ シャコンヌ ト短調 [R&G]
  4. ヘンデル ソナタ変ロ長調HWV377 [R&G]
  5. (伝)ヴィヴァルディ ソナタ集“忠実な羊飼い”から 第4番 [R&G]
  6. クレーマー  序奏、主題と変奏 [R&G]
  7. サラサーテ チゴイナーワイゼン作品20 [R&G]
  8. アントニオ・ラウロ ベネズエラ風ワルツ“マリア・ルイサ” [G]
  9. マスネ タイスの瞑想曲 [R&G]
  10. ミカラ・ペトリ デンマーク民謡“マス・ドス”による変奏曲 [R]
  11. ラロ “ノルウェー幻想曲”から [R&G]
  12. グリーグ 叙情小曲集第1集作品12-4“妖精の踊り”(アンコール) [R&G]
  13. アスガー・ルン・クリスティアンセン セキレイとカッコー(アンコール) [R&G]
[2003-09-16,ブリッサーゴ,マドンナ・ディ・ポンテ教会]


ヴァイオリンとギターの組み合わせは、パガニーニなどに良くある。ミカラ・ペトリの芸達者ぶりは相変わらずで、そういう意味ではヴァイオリンに匹敵する。実際、調性さえ選べば、吹けない曲はない、という感じだ。
リコーダー・ソロのパガニーニのカプリースもスゴかったが、自身の作のデンマーク民謡による変奏曲が圧巻だった。発声と合わせた重音まで駆使した聴かせる演奏だった。また、タイスの瞑想曲による息の使い方も参考になった。こういう弦楽器の息の長い曲を管楽器で、それらしく演奏するのは大変なので。
posted by あさがら at 21:44| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月30日

ザルツブルク・モーツァルト週間2004その5

[5/4に書いた]
第5回は、ウィーン・フィル+ダニエル・バレンボイムの弾き振り。
プログラムは、
  1. モーツァルト 交響曲第41番ハ長調“ジュピター”KV551
  2. イザベル・ムンドリー ピアノと管弦楽のためのパノラマ・シエゴ
  3. モーツァルト ピアノ協奏曲第23番イ長調KV488
  4. モーツァルト ピアノ・ソナタ ハ長調KV330から第2楽章(アンコール)
[2004-01-31,ザルツブルク,祝祭大劇場]
オープニングのジュピターが立体的な演奏で印象に残った。ヴァイオリンは対向配置で、しかも2ndVn.を良く鳴らしていたので、終楽章に限らず、あちこちで明確なパート割りが聴こえて面白かった。
posted by あさがら at 23:59| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月29日

ザルツブルク・モーツァルト週間2004その4

[5/1に書いた]
第4回は、ヨーロッパ室内管弦楽団+アダム・フィッシャー。
プログラムは、
  1. モーツァルト 悔い改めるダビデKV469
  2. オネゲル 交響的詩編“ダビデ王”から第2部,第3部
[2004-01-30,ザルツブルク,祝祭大劇場]
演奏者は、
Sop.クリスティーネ・シェーファー
Sop.ユリアーネ・バンゼ(モーツァルトのみ)
Ms.カルメン・オプリサヌー(オネゲルのみ)
Ten.クリスティアン・エルスナー
Narr.ペーター・シュタイン(オネゲルのみ)
アルノルト・シェーンベルク合唱団

ダビデ王にちなむ作品という意欲的なプログラム。
時代の離れた2作品ながら、それぞれ適切な音でならせるのは、やはりヨーロッパ室内管弦楽団ならではの演奏会だった。それから、クリスティーネ・シェーファーも好きなので(この人もいろいろな様式の曲を適切に歌える)期待していた。オネゲルの語りは、有名なドイツの演出家らしい。
モーツァルトのカンタータ「悔い改めるダビデ」はミサ曲ハ短調の異稿(別の演奏機会のために、歌詞を変え数曲追加したもの)。ミサ曲ハ短調はレクエイエムよりも好きな曲。特に導入からグローリアとそれに続くアリアが良いのだが、もちろん「悔い改めるダビデで」も同じ(歌詞が違うが)。
他の室内オケでも増えているが、モーツァルトの時はナチュラル・トランペットを使用しているようだ。それが、オネゲルになると高機能なドイツのオケの音になっていた。
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2004年04月28日

ザルツブルク・モーツァルト週間2004その3

{5/1に書いた}
第3回は、クリスティアン・ツァハリアスのリサイタル。
プログラムは、
  1. モーツァルト 幻想曲ニ短調KV397 + ロンドニ長調KV485
  2. モーツァルト 幻想曲ハ短調KV396 + ロンドヘ長調KV494
  3. ラヴェル ソナチネ
  4. ラヴェル 優雅で感傷的なワルツ
  5. ラヴェル なき王女のためのパヴァーヌ
  6. ラヴェル 水の戯れ
  7. モーツァルト 小さい葬送行進曲ハ短調 + ピアノ・ソナタ ハ短調KV457
[2004-01-31,ザルツブルク,モーツァルテウム]
モーツァルトでラヴェルを挟んでいるプログラミングが興味を引いた。
ピアノ・ソロはあまり聴かないので知らなかったが、モーツァルトで幻想曲とロンドなどをつなげて演奏するのはたまにあるようだ。もっとも、よくある組み合わせとは違う組みで演奏したらしい。D.スカルラッティのソナタは2曲で組みだったり、バッハの前奏曲とフーガの組みなどの影響だろうか。
また、ラヴェルの響きも良かった。特に、優雅で感傷的なワルツはオケ版よりもピアノ版のが好き。音のぶつかりなど響きがピアノ版のが激しい。オケ版はやや整理されている印象なので。
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2004年04月27日

ザルツブルク・モーツァルト週間2004その1

今週のNHK-FMベスト・オブ・クラシックは“ザルツブルク・モーツァルト週間2004”
昨夜の第1回は、ケント・ナガノ+ウィーン・フィル(ピアノ独奏:ティル・フェルナー)

プログラムは、
  1. モーツァルト 交響曲第19番変ホ長調KV132
  2. モーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調KV466
  3. ショスタコーヴィチ 交響曲第1番ヘ短調作品10
[2004-01-25,ザルツブルク,祝祭大劇場]

モーツァルトの交響曲はだいぶ工夫の見られる演奏だった。第2楽章は結構早めのテンポだったのでは。そして協奏曲。第1楽章はやはり工夫しながら様々な表現を見せたし、第2楽章は美しい。なによりも終楽章の疾走ぶりがよかった。低弦の早いパッセージなどは、ヴィヴァルディばりにごりごり弾いていたが、とても適切な表現に思えた。早めのテンポながら、精緻さを感じさせるアンサンブルもよかったし。ただこういうテンポだと、やはり現代ピアノの音は少し重く聴こえてしまうのが残念。
ショスタコーヴィチはまだあまり聴いていないが、若い作曲者が音色に凝りまくった様子を、良く表現していたように思う。
posted by あさがら at 17:57| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月26日

演奏会三昧(ただし放送にて)

土曜日の五輪男子代表戦は、その前の女子代表戦で疲れたため、ほとんど寝ながらの観戦。よって省略。後でビデオ見ようっと(見るのか?)
日曜の午後はNHK-FMにてクラシック三昧。
14:00〜 FMシンフォニーコンサートは大フィル+大植英次でショスタコーヴィチのレニングラード(の一部。長いので)、
15:00〜 前半:ペンデレツキ+ウィーン響[自作含] 後半:フォークト+ハーディング+マーラー室内管[ブラームス ピアノ協奏曲1番他]、とここまでは通常枠。
この日はさらに、18:00〜 ハイティンク+ウィーン・フィル生中継[マーラー交響曲第9番]もあった。
本来はさらに、20:00〜 NHK ETVにてN響アワーもあるのだが、サッカー中継(ジーコジャパン)を優先。
フォークトはアンコールにラヴェル(!)のピアノ協奏曲の第2楽章を演奏。意外なプレゼント、という感じ。
ハイティンクは充実した演奏。中継の音質がよいのもうれしい。特別なニコライ・コンサートというのもあるかもしれないが、演奏後も好評を持って迎えられていた。この番組では、現地から担当ディレクターの電話レポートがあるが、この日は聴きに来ていた大町氏がゲスト出演。興味深い話が聞けた。
posted by あさがら at 15:59| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月22日

Patricia Kopatchinskaja, Violinist

NHK-FMのN響定期生中継スクロヴァチェフスキのベートーヴェン・シリーズの最終回。エグモント序曲,ヴァイオリン協奏曲,交響曲第5番というプログラムだった。
スクロヴァチェフスキのベートーヴェンは(今となっては?)独自のバランス感が特徴だ。がっしりとした低弦(ベースのプルト増やしている?)に木管中心の響き。そのため、トランペットはかなり押さえられている。以前の3番や7番などには良く合っていたのだが、今回のエグモントや第5の終楽章は、私には少々物足りなく感じた。とはいえ、表現の意図はよく見える好演だった。
トランペットを押さえても、3番は全体の響きで雄大さを出せていたが、やはりエグモントのトランペットはもう少し象徴的な意味もあるので、あまり押さえすぎの演奏は好みでない。第5の終楽章に至っては、響きの上積みという意味でのトロンボーンの使用があるのだが、音量を押さえすぎては響きが変わらないので残念だ。
さて、ソロのパトリツィア・コパチンスカヤはもちろん初めて聴いた。第1楽章などは音程が安定している印象が強かったが、第2第3楽章と進むにつれ、自由度が増してきて面白く聴けた。放送では“女版クレーメル”などとも言っていたが、確かな技術に裏付けられた自由な演奏という意味ではそういう面もあるかな、とは思った。もちろん第1楽章のカデンツァはピアノ協奏曲版(ティンパニ付)を使用。ピアノにきっちり落とせるあたりは、スクロヴァチェフスキの芸風とも合っており、とても効果的だった。
作曲も学び、現代曲がレパートリーの中心を占めるようで、公式サイトにあったいくつかの音源を聴いているところだ。今後の活動が気になるところだ。宣材の画像や放送での話を聞く限りでは、どちらかというと“かわいらしい”ルックスだが、演奏中は情熱的ということらしい。
今月のN響定期のパンフには、ちょこっと『のだめカンタービレ』のイラストがあるというので見てみた。さすがに「ぎゃぼーん」とかは言えないか。お客さんが喜ぶ、というよりN響メンバーののだめファンにうれしい企画。
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2004年04月21日

メシアン:トゥランガリラ交響曲

昨日のNHK-FMミュージックプラザにて放送分(ケント・ナガノ/ベルリン・フィル)
最近はN響アワーのオープニングしか聴いてなかったので、久しぶりに他の部分も聴いた。やはり興奮するというか(テンションがずっと持続するというのとも異なる)掴まれる和声とリズムだ。
posted by あさがら at 07:29| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月17日

ベートーヴェン交響曲第5番を確認

3/8付けのマリス・ヤンソンス+バイエルン放送交響楽団ライヴにて、ベートーヴェン交響曲第5番の終楽章のことを書いた。その後スコアを確認してみたら、トロンボーンパートは細かく書き分けていた。最初の2小節間は付点4分音符+8分休符。次の2小節間は普通の2分音符(これを強調してスラーっぽくしていたようだ)。次の2小節はまた付点4分音符+8分休符。
つまり、ヤンソンスの指示は、思いつきではなく(思いつきでもかわないのだが)根拠があるものだった。この曲は内輪の演奏会で一度吹いたきりなので、覚えていなかった(気付いてなかったか?)
posted by あさがら at 09:44| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月08日

マリス・ヤンソンス+バイエルン放送交響楽団ライヴ

3/3にNHK-FMで放送された録音のチェックがてら、少し聞いてみた。今度就任するバイエルン放送交響楽団との組合せを聴くのは初めてだ。
ヤンソンスのベートーヴェンはオスロ・フィルとの第2番(超快速演奏!)しか聴いたことなかった。今回同様、オーセンティックな快活さとは一味異なる、ヤンソンス流の元気なベートーヴェン。細かい工夫もいろいろ見られるもの。
オール・ベートーヴェン・プログラムのうち、レオノーレ第3番と交響曲第5番の終楽章を流し聴き。以前に、マゼールとの来日でも思ったが、バイエルン放送交響楽団の余裕ある演奏がよい。ベートーヴェンだし、本拠地だしというのもあるだろうが、鳴らし方に意図が見える、余裕のコントロールだった。
トロンボーン的には、やはりアルトを使用とか、High-Fはリピート時は少し危険だったとかもあるが、一番印象的だったのは、終楽章の冒頭付近。C-durのファンファーレの後6小節目くらいから、トロンボーンの一番にf-a-gという音型が出てくるのだが(トロンボーンによるコード進行の最上声部でもあり裏旋律でもありで、指揮者の解釈により、鳴らし方が異なる)、1回目は普通に裏旋律として吹き2小節後の2回目はスラーを付け強調して吹かせている。最初びっくりしたが、リピート時も同じく2回目を強調してたので、指示があったのだろう。個人的にも、このフレーズは聴こえるように大きく吹きたいところなので、うれしかった。
posted by あさがら at 11:06| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(1) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月02日

フォーレのレクイエム(N響アワー2004-02-01)

デュトワ指揮の1月の定期から、フランス宗教曲の夕べを放送していた。FMの生中継も聴いたが、映像がつくので再度見てみた。
1曲目のプーランク(ロカマドゥールの黒衣の聖母へのリタニア)は省略されており残念。
2曲目のメシアン(神の現存の3つの小典礼)は第2曲のみ放送。池辺氏がオンド・マルトノが使われていることを言及していた。やはりリズムが身にしみる気がする。
メインがフォーレのレクイエム。以前から、名曲なのだがイマイチ良い曲と思えないため、原因がわかればと思って見た。
結論としては、楽器編成が特殊なことに起因しているようだ。(より正確には、特殊な楽器編成を通常の編成になおしたから)。古典以降、宗教曲にてトロンボーンの使われ方は、無いorあるなら活躍が通常なのだが、フォーレのレクイエムの通常版は、とてもヒマだがないわけではない、という中途半端さ。おそらくこれが一番気に入らないのだろう。ブラームスの交響曲ならいざしらず、数々の活躍の場面がある宗教曲のなかにおいては、見劣りしてしまう(トロンボーン的に)初稿はオルガンと少しの弦楽器、以降それに少しホルン等加えたり、出版社の要請で(しかも弟子の手により?)通常オケ編成になった経緯があるため、全曲の構想としてはトロンボーンの響きがないのに、ちょっとだけの出番を与えられている状況と言える。
そういう意味では、レクイエムの中でも特殊な成り立ちと内容の曲なのではあるが、もう一つの有名なレクイエムである、モーツアルトのそれも、やはり特殊な成り立ちと内容であるわけだ(未完成だし)
posted by あさがら at 14:54| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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