2005年08月31日

■ユッカ=ペッカ・サラステ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(ザルツブルク音楽祭2005)

8/26にORFで生中継されたザルツブルク音楽祭からの演奏会。

  1. ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」序曲
  2. バルトーク:「中国の不思議な役人」Sz.73
  3. シベリウス:交響曲第2番ニ長調作品43
  • 指揮:ユッカ=ペッカ・サラステ
  • シュターツカペレ・ドレスデン
フェルゼンライトシューレから生中継

改めてシュターツカペレ・ドレスデンは上手いと感じた。単に機能的にすぐれているオケなら、もっとある。音色の適切さや魅力と機能性の両方が備わっている(*1)上手さ。

特にシベリウスが良かった。終楽章のドライブ具合は見事で、コーダのテンポは、「まさにこうやりたいのだけど(*2)」という壮大さ。最後のコードは音を一つ一つ吹き直すが、その間には意図的に弦セクションの音を残すのが、成功している(ごうっという感じ)。最後の音でのトロンボーンのクレッシェンド具合は、途中で吹き直しているか、後出しにしか思えないが、よく効いているわ。

以下は聴きながら思い出したことで、この演奏とは関連ない。シベリウスのトロンボーンの使い方の特徴としては、音域が下寄りというのがあり、この曲もそう。ほとんど五線(ヘ音記号)に収まる。ところが、コーダ最後のトランペットとのユニゾンのみが、突然音域が上がる(*3)。そこだけ吹くのはたいしたこと無いが、ずっと通してきた後だと、結構もたないものだ。

あとは同じ箇所の3番パートの話。先ほどの記述は1番と2番パートのみで、3番はまたちょっと違った事をしている。上とは異なり、音を伸ばして残るので、ちょっとエコーっぽい効果がある。が、こちらがよく聴こえる演奏は少ない。(*4)


*1 私の好みは、多少音色優先のようだ。
*2 実際吹いてみると、あまり遅すぎると息が持たなくなるので、そんなにゆっくりにもできない。
*3 といっても、他の作曲家からすればさほど高くないが。急に輝かしくき聴こえるという効果を狙ったのだろう。
*4 この日のシュターツカペレ・ドレスデンもあまり目立たなかった。強調していないだけなのかはわからない。
posted by あさがら at 18:41| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ■世界のホールから:今日のBGM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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