HMFから交響曲第7番を出したこのコンビだが、今は丁度5番を演奏している時期のようだ。
Musikfest Bremen 2004での9/12(@Die Glocke)の演奏を、DeutschlandRadio Berlin(mp3 48kbps)が中継。例のKlaraFestivalでも9/14(@Paleis voor Schone Kunsten)の演奏の中継がある予定だが、気になるので聴いた。ややレートが低いのが気になるが、それは後のKlaraで補えそう。
- マーラー:亡き子をしのぶ歌
- ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
- アンドレアス・シュミット, Bar.
- シャンゼリゼ管弦楽団
- フィリップ・ヘレヴェッヘ
ブルックナーの一部を聴く。レートが低すぎて、金管楽器の音色感はちっとも掴めない。これはKlaraの放送に期待。それでもテンポの持っていきかたや、弦の刻みのバランスは独自のものがある。
tuttiでのコードの後に、高弦の刻みが残る場所があったのだが、かなり抑えて透明な響きにしており、何とも言えない残響感があった。
個人的にはトロンボーンセクションの音色が気になるところだ。1番はアルトの指定だが、現代オケの場合、よほどコダワリがあるトコ以外は、通常テナーで吹いている。オクターヴユニゾンはさほど変わらないのかもしれないが、コードのアルト音域の音色はもっと明るくて良いと思っているので。ピリオド楽器なら、もちろんアルトを使用しているはずだ。
Philippe Herreweghe, Orchestre des Champs-Elysees:BRUCKNER Sinfonie Nr.7 のCDのライナーノートによりますと、トロンボーンは Heribert & Jurgen Glassl のクーンモデルを使用と書いてありましたよ。
トップがアルトトロンボーンどうかは不明ですが・・・。
グラッスルだとアルトのイメージが強いのですが、
クーンモデルだとテナーのような気もしちゃいます(YAMAHAのウィンナ・モデルもこれを参考にしたのでしたっけ?)