とはいえ予算も掛けられない。今なら、14〜15インチが一番コストパフォーマンス良さそうだが、外でも家の中でもとにかく、持ち歩いてちょっと使う点からは大きすぎる/重過ぎる。また仕事には使わない(ウチの業界はセキュリティの観点から使えなくする企業が増えているし)のでMS-Officeも不要。いざとなれば、フリーの互換環境も使えるレベルになってきたし。
そしてMacが最良なのだが、小さいものでは選択肢がないので、Windowsでも文字が打てるのでよしとする。
そういった中、結局買ったのは工人舎のSH6(メモリ1G/OFFICEなしモデル白)というマシン。ノートとUMPCの中間みたいな感じ。CPUが組込み向けの非力なものながら、HDDが汎用的な2.5インチのせいか、VISTAがまあまあ動く。
キーボードも少しましので、小さいながらもちゃんと文章が打てる。配置は周辺を除けば普通の配列なのだが、小さいので慣れるまでは指先を見ないと打てない。距離の関係で普通と違う指の割り当てになってしまうところもあるし。
私はWindows全般に不慣れだが、特にVISTAは使うの自体初めてだ。さすがリリースまでに時間が掛かっただけあり、見た目はOSXに似ている部分も多く、違和感は少ない。ただ、設定のためにコントロールパネルを探すのが大変だった。Windows2000くらいしか知らないのだが、だいぶ異なっており、何処で設定できるのかわかりにくかった。
今のところ、混んでいなければ電車の中でも文章が打てるので重宝している。モバイル通信も無線LANホットスポットやケータイのデータ通信など、なにかしら手立てはあるようだ。
また、AirMacを購入してから、有線でしか使っていなかったが、SH6で初めて無線でも繋いだ。多少設定に苦労したが、わかってしまえば簡単だ。
しかし、だいぶ熱くなる。最近の頭のいいノートPCだと、さらに発熱するのだろうな。熱対策は、もう少し調べて、なにかやろうと思う。