2005年03月14日

西千葉トロンボーンクラブ第24回定期演奏会@ぱるるプラザ千葉(2/27)

またまた2/26(本番前日)に戻ります。最終練の時に兆候はあったのだが、午後に問題発覚。詳しくはわからないが、プログラム作成担当者が急遽演奏会出演どころではなくなったようだ。プログラム作成も最後の追い込みに賭けていたのか、未完成のまま。そのため別の現役生が急いでプログラムを作成することに。原稿もすべて揃った状態で引き継いだ訳ではなさそうで、MLや掲示板や直メールを駆使して集め直し、どうにか原稿を完成させたようだ。(*1)

ということでいよいよ本番の朝。昨夜皆が慌てたプログラムは、朝に千葉駅付近でコピーする(*2)とのこと。その後手分けして製本し、どうにか間に合う見通しがたったようだ。

私はと言えば、録画担当なので会場で機材(*3)のセッティング。昨年も使用したホールなので、勝手知ったり。会場の担当者も同じ方だった。ステリハはおおよそ厳格な時間管理の元、皆バテずに終了。写真撮影は予想外に時間がかかり、急いで食事をとって準備完了。いよいよ本番となる。演奏したプログラムは以下の通り。配布中にプログラムが不足し、慌ててコピーしなおしたため、私はもらいそこねてしまった。一部プログラムと表記が異なる曲があるかもしれないが、ご容赦を。

  1. シューベルト/サンクトゥス【出演者全員/4パート】
  2. テレマン/4声の協奏曲【4名/4パート】
  3. J.コーエン/アンダンティーノ【4名/4パート】
  4. ミューラー編“ドイツ民謡集”より【4名/4パート】
    • C.クロイツァー/教会
    • モーツァルト/歌劇『魔笛』〜おお、イシスとオリシスの神よ
  5. ヴィヴァルディ/協奏曲【4名/4パート】
  6. フォーレ(高山編)/レクイエム〜サンクトゥス,アニュス・デイ【18名/10パート】
休憩
  1. ミューラー編“ドイツ民謡集”より【4名/4パート】
    • F.アプト/トースト
    • シューベルト/菩提樹
    • フォーゲル/コンサート・ワルツ
  2. ジョプリン(森井編)/パイナップルラグ,スコットジョプリンのニューラグ【4名/4パート】
  3. G.F.ヘンデル(相楽編)/オラトリオ『メサイア』〜ひとりのみどりごがわれらのもとに生まれた【5名/5パート】
  4. J.ハンドル/おお、大いなる秘蹟【8名/4パート+4パート】
  5. ヒダス/7つのバガテル より【12名/12パート】
〜アンコール〜
  1. F.アプト/夕べの鐘【出演者全員/4パート】
西千葉トロンボーンクラブ
[2005-02-27,ぱ・る・るプラザ千葉にて]

それにしても良いホールだ。吹きやすいというのもあるし、演奏のアラをうまく隠してくれるのがいい。昨年も思ったが、自分たちのレヴェルが1ランク上がった気になってしまう(*4)響き。普段の練習は、デッドな音楽室等でシビアに聴き、本番は響きの良いホールで音を伝える。なかなか理想的な環境ではないか。もちろんぱるるはきちんとしているだけのお値段もするが、私は気に入っている。金管アンサンブルだともっと合うのではないかなぁと思う。見た目も、落ち着いた色合いがよい。また、舞台の間口が広いので、来年出演者が激増したとしてもここなら問題なさそうだ。ロビーの雰囲気も悪くない。うちらでは客席が埋まらないため2階席は解放できないのが残念。(*5)

さて、ここ最近のNTCの傾向は、“良い方向でばらばらである”と言える。誰かがテーマを持って演奏会全体まとめなくてはいけないなどという動きはなく、各自が好きな曲を好きにやっている。もちろん、あまりにもバラバラで演奏会にならないようであれば、何かしらの調整が入るだろうが、いまのところ演奏会として成り立っているので問題ない。なにかやりたい!と思った人が自分で曲を選んで譜面を用意し(編曲するという手もある)、メンツを決めて、練習をすすめる(*6)という具合だ。毎年微妙なバランスの元にあるわけだが、やりたいものを好きにやるのが一番だと思うので、私は良い傾向だと思っている。

それでは、自分の演奏した曲について。フォーレは前日最終練でも解決しなかった破綻箇所の問題が残っていたどころか、ステリハで、ホールの響きに惑わされ、拍の感じ方の時間差が拡がり(*7)、大変な危機感をもって本番に望んだ。演奏中それなりに事故もありはらはらしたが、お客さんの感想や録音聴く分には、気にならない。むしろそれなりにまとまってきこえる。なんだか腑に落ちないが、まあ良かった演奏なのではないか。

ヘンデルは、やや落ち着き気味の方向ながら、よくまとまっていた。ただ、自分はだめだわ。なんというか、とりあえず自分のパートをもうちょっときちんと吹けないと。練習ではやったことのないミスをした(*8)のには、さすがに動揺したし。

長くなってまとまらないので、他の曲の感想や編成についてなどは別記事に。そのうち書くと思う。


*1 そんな訳で皆での校正は出来なかった。私の紹介を書いてくれた人が、娘の誕生を1月と間違えてしまったのが残念。数日違いとはいえ、12月だったので。
*2 慌ててコピーしたため数が足りなくて、最後の方のお客様に渡らなかったかもしれない。申し訳ないです。
*3 NTCは私が録画担当なので、機材も私のを使用。昨年購入したビデオカメラ(PanasonicのNV-GS400)を演奏会記録に使用するのは初めてとなる。普段から娘の撮影には使用しているが。ワイドコンバージョンレンズが功を奏し、舞台に全員並んでも画面に収まった。演奏中の操作はK藤にお願いした。
*4 もちろんレヴェルが劇的にあがったわけではないので、勘違いせずに反省すべき点は改めなくては。
*5 人数が少ない中で1階と2階に分散するとその分寂しくなるので。ちなみに今回は約140名の方にご来場頂きました。ありがとうございます。
*6 たいていはやりたいと思ったら、トップを吹くわけで、そういう意味ではテナーの人が首謀者になることが多い。練習も進めやすいし。でも、バスの人もやりたい曲はあるわけで、曲を持ってくることも良くある。今回で言えば、Y山がヒダスを首謀したし、T山がフォーレを持ってきた。(なんか山が多いなぁ)。最初の曲を全員で演奏するのと、新入生でなにかやるというのだけは毎年恒例。
*7 貴重なお客様であるのぐちさんのレポートによると、I先生も心配していたらしい。
*8 High-BをHigh-Cに外すというもの。同期T橋なら良くあることだが、私にはありえない。動揺したというか笑ってしまいそうだった。もちろん別の箇所では、High-Cが上がらずHigh-Bになったし(こちらは練習でもよくあった)
posted by あさがら at 12:59| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇音楽:トロンボーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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