2004年02月02日

フォーレのレクイエム(N響アワー2004-02-01)

デュトワ指揮の1月の定期から、フランス宗教曲の夕べを放送していた。FMの生中継も聴いたが、映像がつくので再度見てみた。
1曲目のプーランク(ロカマドゥールの黒衣の聖母へのリタニア)は省略されており残念。
2曲目のメシアン(神の現存の3つの小典礼)は第2曲のみ放送。池辺氏がオンド・マルトノが使われていることを言及していた。やはりリズムが身にしみる気がする。
メインがフォーレのレクイエム。以前から、名曲なのだがイマイチ良い曲と思えないため、原因がわかればと思って見た。
結論としては、楽器編成が特殊なことに起因しているようだ。(より正確には、特殊な楽器編成を通常の編成になおしたから)。古典以降、宗教曲にてトロンボーンの使われ方は、無いorあるなら活躍が通常なのだが、フォーレのレクイエムの通常版は、とてもヒマだがないわけではない、という中途半端さ。おそらくこれが一番気に入らないのだろう。ブラームスの交響曲ならいざしらず、数々の活躍の場面がある宗教曲のなかにおいては、見劣りしてしまう(トロンボーン的に)初稿はオルガンと少しの弦楽器、以降それに少しホルン等加えたり、出版社の要請で(しかも弟子の手により?)通常オケ編成になった経緯があるため、全曲の構想としてはトロンボーンの響きがないのに、ちょっとだけの出番を与えられている状況と言える。
そういう意味では、レクイエムの中でも特殊な成り立ちと内容の曲なのではあるが、もう一つの有名なレクイエムである、モーツアルトのそれも、やはり特殊な成り立ちと内容であるわけだ(未完成だし)


posted by あさがら at 14:54| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■世界のホールから:聴く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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